用語集
「カイロプラクティックの 基礎教育と安全性に関する WHOガイドライン」
より抜粋
カイロプラクティックの用語はWHOガイドラインに下記の様に定義されている。
アジャストメント (Adjustment)
コントロールされた力、てこ作用、方向、振幅、速度によって特定の関節および隣接する組織に直接働きかけるカイロプラクティック治療法。カイロプラクターは通常、このような方法によって関節および神経生理学的機能に働きかける。
生体力学 (Biomechanics)
人体の動きにおける構造面、機能面、力学面の学問。主に、人間の動きに関して静的もしくは動的な外力に着目する。
カイロプラクティック (Chiropractic)
神経筋骨格系の障害とそれが及ぼす健康全般への影響を診断、治療、予防する専門職であり、関節アジャストメントおよび/もしくはマニピュレーションを含む徒手治療を特徴とし、特にサブラクセーションに注目する。
フィクセーション (Fixation)
関節の全体もしくは一部が、ある位置で固定化され、生理学的な動きが制限される状態。
関節マニピュレーション (Joint Manipulation)
調整されたスラストを加えることによって、解剖学的限界を超えることなく生理的可動域を超えて関節を動かす手技。
関節モビリゼーション (Joint Mobilization)
スラストを加えずに、関節を正常な生理的可動域の範囲内で動かす手技。
神経筋骨格系 (Neuromusculoskeletal)
生体力学的もしくは機能的な障害を含む筋骨格系、神経系の両方に起こる障害に関連する筋骨格系と神経系に付随している。
触診 (Palpation)
(1)手で触れる診察法。(2)患者の身体の表面に、手で様々な圧をかけ、下部組織の形状、大きさ、硬さ、位置、固有の可動性、健康状態などを診察する。
姿勢 (Posture)
(1) 身体の構え。
(2) 身体の各部位の相対的な配置。良い姿勢とは、筋肉と骨格のバランスがとれた状態であり、怪我や、身体の構造を動かしたり、休めたりするなかで、体の状態(立位、臥位、しゃがむ、前かがみ)に関係なく、進行する変性に対する身体支持構造を保護する。
脊椎手技療法 (Spinal manipulative therapy)
手や器具を用いて緩和、アジャスト、手技、牽引作用、マッサージ、刺激もしくは患者の健康を向上させる目的で脊椎や傍脊柱組織に影響を与える全ての方法を含む。
サブラクセーション1 (Subluxation)
関節面間の接触は保たれているが、アライメント、動きの統一性、および(あるいは)生理学的機能が変化している、関節あるいは運動分節の障害もしくは機能不全。これは本質として機能的なものであり、生体力学的および神経学的な統合に影響しうる。
サブラクセーション複合体 (Subluxation complex [vertebral])
神経、筋、靭帯、血管および結合組織における病理学的変化の相互作用を含む運動分節の機能異常についての理論的モデルおよび表現。
スラスト (Thrust)
患者の身体の適切な部位に、調節された一定方向の力を手で素早く加えることであり、アジャストメントとしての効果がある。
1 この定義においては、サブラクセーション(亜脱臼)は構造的な分離であり静的な画像で明らかであるという現在の医学定義とは異なる。
参照文献
カイロプラクティックの 基礎教育と安全性に関する WHOガイドライン 世界保健機関 ジュネーブ 2006 年
カイロなんでも110番
045-545-0110
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